エコノミック・ヒットマン
![]() | エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ
|
しみじみと、悲しくなりました。
序盤は、原作者がエコノミックヒットマン(EHMというらしい)になるまでの、
劣等感と欲望だらけの青年期について。
そして、
自分が世界のために正しいと信じて成果をあげまくってきた壮年期のエピソード。
やがて現地の人との交流を通して、
「自分の会社は恐ろしいことをしているのでは?」と思いはじめ、
ついに確信に至ります。
罪滅ぼしのために、かつて搾取した人々を助ける活動を始めますが、
国以上の力を持つ企業の力は巨大で、
自分たちが助けようとするその間にも、
どんどん取り込まれていく姿にどうすることもできなくて・・・
エコノミックヒットマンと呼ばれる企業マンたちの、本当の姿を告白しようとします。
何度も脅しや買収に屈して、告白をあきらめた作者が、
もう恐れないと決断したのが9.11。
すぐにグラウンドゼロへ向かい、そこで被搾取国出身の老人の話を聞くくだりは、涙がとまりませんでした。
この本は私の中で今年のベスト10に入るだろうと思います。
経済のことや歴史のことが書かれていますが難しくありません。
義務教育ではほとんど扱われない、中南米や中東の現代史は勉強になりますし、
日本人であることが、まだ食い尽くされずに生かされていることが、幸せだと思いました。
いや、気づいてないことが幸せ・・・?
![]() | ハゲタカ(上) (講談社文庫)
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クリスマスにケーキ作りながら、ハゲタカの再放送を観たんです。
総集編ぽかったけど、途中だったからついていけない所もあったんだけど、
すんごーーーーく、面白かった!!
遅まきながら読みました。上巻だけ。
ばんばん本物の社名(もじってるけど)が出てきます。
「リップルウッド」が「リなんとかウォーター」とか、
ゴールドマンサックスが、「ゴールデンコールズ」(違うかも)とか。
だから当てはめながら読んでいくと、事実が書いてあるからくすっと思えます。
外資ファンド・ホライズンの社長鷲津さんの、
「日本はファンドをハゲタカハゲタカと呼び敵対心まるだしにするが、
自力じゃ立ち直れない企業を再建させようとする我々はなぜ敵になるのか、
なぜそうなるまで自分の会社を放っておいたのか」
みたいな言葉が響きました。
被害者面する前に、いじめっ子呼ばわりする前に、
自分で考えて生き抜くすべを身に着けなくては。
わたし自身にも言えることですね。
![]() | USEN宇野康秀×8人の若手経営者のリアルビジネス
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USEN社長の宇野さんが、GYAOの番組で放送した、若手社長さんたちへのインタビューを
本にしたものです。
みなはじめから経営者になることしか考えていなかった、ということが驚いた。
中途半端な気持ちじゃだめなんだと。
ものすごい熱意と覚悟が必要だと。
どの人も「一番はお客様の立場にたって考えること」が大事だと。
模範解答だけど、そうじゃないと大きくならないんだろうね。会社て。
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