白い闇
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映画「ブラインドネス」が気になっていたものの、
映像でみるグロいシーンはどうも苦手なので、
本で楽しむことにしました。
活字だとなぜ、ホラーもグロいのも平気なんだろう。
文体が独特で、セリフのト書きが無いのですが
訳者の書き方がうまいのか全く違和感なく、誰が言っているのかも分かります。
突然視力を失い、白い世界しか感じなくなってしまう病気に襲われた人々と、
そんななか唯一(おそらく唯一)病気にかからなかった女性。
自分だけ見えるって怖いけれど、私がどちらかを選ぶとすれば見える方を選ぶだろう。
しかしこの女性のように機転がきくわけもなく、
さっさと夫を見捨てて一人篭って生活するかもしれない。
もしかすると逆に、女性とは違い最初から「目が見える」と公言して
周囲の人を助けようとするかもしれない。
見えなくなったとき、人はどうなるのか。
このように獣同然になってしまうのか。
それとも老人と売春婦の間に愛情が芽生えたりするものなのか。
ありえるという意味で、ゾンビ映画よりも怖いかも。
映画はとても観られません。
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